愛宕信仰と石灯籠
和束では昭和初期から林業を生業として生活していた。山林を守ることは自分たちの生活を守ることであった。
湯船ではその昔、山林の大火があり、それ以後、山林を守るため愛宕信仰が盛んとなった。
現在では、愛宕灯籠が白栖区と石寺区に多く点在しており、ほかにも氏神様を信仰する灯籠も存在する。
No.1 石寺初尾平地内
- 寸法
- 高さ約180cm
周囲約(90×70)cm - 形態
- 灯明が実施されている
灯籠周辺は四季の花が植えられている
No.2 石寺中黒地内
- 寸法
- 高さ190cm
周囲約(60×80)cm - 形態
- 「愛宕山」と彫られている
No.3 石寺西寺地内
- 寸法
- 高さ約180cm
周囲約(70×80)cm - 形態
- 隣に「大神宮」の石碑がある
No.4 石寺上出地内
- 寸法
- 高さ約180cm
周囲約(40×45)cm - 形態
- 愛宕講で当番制により灯明している
台座付近に「寛永通宝」の小銭があった
No.5 石寺上出地内
- 寸法
- 高さ約240cm
周囲約(80×60)cm - 形態
- 「天満宮」と彫ってある
No.6 石寺東出地内
- 寸法
- 高さ約160cm
周囲約(75×85)cm - 形態
- 1週間に1回灯明している
No.7 白栖長井地内
- 寸法
- 高さ約200cm
周囲約(90×60)cm - 形態
- 「愛宕燈」と彫ってある
No.8 撰原長井地内
- 寸法
- 高さ約195cm
周囲約(90×70)cm - 形態
- 道路拡幅工事により移動している
No.9 下島古橋地内
- 寸法
- 高さ約200cm
周囲約(85×80)cm - 形態
- 「氏神」と彫ってある
No.10 撰原中尾垣内地内
- 寸法
- 高さ約170cm
周囲約(130×90)cm - 形態
- 「天健15年甲原十二」と彫ってある
No.11 杣田平松地内
- 寸法
- 高さ約140cm
周囲約(80×100)cm - 形態
- 地蔵尊の横にたてられている
No.12 別所船尾地内
- 寸法
- 高さ約170cm
周囲約(90×80)cm - 形態
- 隣に愛宕地蔵尊あり
No.13 下島横枕地内
- 寸法
- 高さ約175cm
周囲約(90×60)cm - 形態
- 隣に愛宕地蔵尊あり
(2016年3月 和束・茶源郷ガイドの会 北住太郎氏監修)